雑誌広告2023_07
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+16pt+4pt▲1pt一般Webメディアとの差分 5 この「前提」は、広告効果にどのような影響を及ぼしているのだろう? 「双方のメディアで広告接触したユーザーに対して、商品やブランド、広告・記事について調査した結果、出版社Webメディアのユーザーは商品・ブランドの事前認知が高く、広告・記事への好感度も高いことがわかりました。また他の項目、商品理解や興味・関心などにおいても、すべて一般Webメディアのユーザーを上回っていました」ユーザーは、情報感度が高く、メディアに信頼を寄せている。その前提が、そのまま結果にも表れたと言えそうだ。 「加えて、商品理解が浅い層に対しても、しっかり内容が届いていることがわかりました。これらのことから、出版社Webメディアのコンテンツは、事前の商 購入プロセスの中間に位置するのが「ミッドファネル」だ。広告接触で興味が出版社Webメディアの品認知を問わず、ミッドファネルとの親和性が高く、興味喚起や商品理解の促進といった広告効果を期待できると言えるでしょう」湧いたユーザーは、自然とネクストステップへと進んでいく。 「広告接触による変化について見てみると、出版社Webメディアのユーザーは、『お試しをしてみたいと思った(48・2%)』がもっとも高く、一般Webメディアを16 pt上回りました。また、次いで『ブランド・サイトを見たいと思った(35・9%)』が高いことが81.092.3評価前「商品・ブランド」「広告・記事」平均+7pt「広告・記事」97.2%+2pt88.5%+10pt85.973.981.889.170.8興味・関心平均+8pt詳細理解意向平均+8pt平均+10pt平均+7pt内容理解98.4%+1pt出版社一般WebメディアWebメディア48.2%35.9%34.8%一般出版社WebメディアWebメディア35.6%32.2%32.0%+1pt▲4pt▲16pt77.185.4商品・サービス認知状況広告接触における意識変化の比較。出版社Webメディアは「お試しをしてみたいと思った」がもっとも高く、一般Webメディアを16pt上回る(名称のみ+知らない)ミッドファネル効果(全体)認知レベル別ミッドファネル効果(全体)「広告接触前」広告接触における意識変化認知好感度平均+6ptミッドファネル効果〈出版社Webメディア全体:14メディア〉「商品・サービス」「商品・サービス」興味・関心利用・購入意向96.9%+2pt好感度97.4%+1ptよく知っている(利用経験者)よく知っている(未経験者)よく知らないミッドファネル消費者がやや熱心に情報収集をし、「見込み顧客」「リード」になった段階とは利用・購入意向(参考になった)(参考になった)差分差分「お試し」をしてみたいと思ったブランド・サイトを見たいと思った口コミサイトを見たいと思った口コミサイトを見たいと思ったブランド・サイトを見たいと思った「お試し」をしてみたいと思った出版社Webメディア90.094.578.8「商品」「商品」内容理解平均+5pt「商品」「商品・サービス」「商品・サービス」詳細理解意向88.0%▲1pt94.9%+2pt97.1%+2pt85.6%▲1pt85.3%+14pt91.8%+5pt72.4%+15pt32.0%32.2%35.6%34.8%35.9%48.2%一般Webメディア86.792.6(%)「商品」自分ゴト化自分ゴト化96.2%+2pt97.2%+2pt92.7%+2pt97.7%+4pt80.4%+16pt88.9%+11pt広告効果の比較。出版社Webメディアは、ミッドファネル効果が全体的に高くなっている広告接触前の認知レベル別の広告効果。出版社Webメディアは、「よく知らない(商品理解が浅い)層」へのアプローチにも効果を発揮することがわかった調査結果②調査結果③ミッドファネル効果〜コンテンツによる興味喚起〜体験促進効果〜お試し意向の促進〜

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