雑誌広告2024_05
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 *  *  * 4bermberberが得られた。 これら2回のセミナーは自社媒体でのみ告知し、配信や収録、企画もすべて社内で行っているため原価はゼロ。校閲部ほか3部署が連携し、それぞれの強みを生かすことで、初めての試みにもかかわらず成功し、収益も上げた。 「官公庁や企業から、複数人をセミナーに参加させたいと問い合わせがありました。また最近、ある企業からの要望で校閲技術を紹介する動画も作成しました。こうしたことから、新人が入社する時期に合わせ、4月〜5月に全2回のアーカイブ配信を行うことにしました。校閲スキルは研修のニーズもあるのではないかと考えたのです。私たちの仕事は、校閲の技術を磨き、次世代に繋い1980年4月に創刊した『Sports Graph』。日本で唯一の総合スポーツ誌として躍動感溢れる写真と、アスリートやスポーツの本質に迫る読み物で多くの読者を惹きつけている。その長年の実績や評価によってスポーツ選手や関係者らと信頼関係を築き上げ、アスリートを起用ic Num画しました」 と、Number業部部長の藤森三奈氏。しかし、これまで社内では他部署でも単発講座しか行っ』のたことがなかったため、他社女性誌の講座に参加したり、その担当者に相談に乗ってもらったという。ツライティング入門全6回講座』を昨年5月〜7月、2週間に1回、オンラインで実施。企画から運営まで藤森氏とNumber井一晃氏2名のみで行うため、受講者数は60名にしぼプレミア事初回は『Numberスポー局長の松った。受講者はマスコミ関係者やライター志望者が多いかと思いきや、大学生や定年退職者、自営業者など多岐にわたり、男女比も半半だった。また、北海道やニューヨークなど様々な地域から参加があった。 「講座では、『Number長年編集や執筆に携わっている私たちが、ライティングのほか、インタビュー力、プランニング力などスポーツライターに必要な能力をレクチャーしました。毎回課題を出して提出してもらい、それを添削して戻すの『NumberPREMIER』のでいくことが根幹にありますが、言葉はすべての人が使うもの。時代とともに変化する言葉やその使い方に対応し、分かりやすく発信していくことも必要だと考えています。校閲者として、先輩方が築いてきた財産を大切にしながら、そうした役割も果たせたらと思います」(大橋氏)したタイアップやオンラインセミナーなど独自の広告企画を手掛けてきた。『Nu 』ならではの強みを生かし、昨年新たに始めたのが、読者に向けた『Numスポーツライティング講座』だ。 「昨年3月、『Number全記事が読めるサブスクリプションサービスとして配信をスタートしたのですが、主にその会員に向けた学びのコンテンツとして企』でNumberプレミア事業部文藝春秋部長2部の座談会の様子。第1回のウェビナー中に質問は180件くらい寄せられ、時間内に答えきれなかった質問は後日回答を配付した。参加費は1人4000円CASE②文藝春秋■Number『Numberスポーツライティング実践講座』配信の様子。各回(2時間)の内容を決めるのに10時間以上のミーティングを重ね、本番前にはリハーサルも必ず実施。『Number PREMIER』会員価格で50000円(全5回分)藤森三奈氏スポーツライティング講座■

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