雑誌広告2026_05
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ターゲティングのしやすさは圧倒的。だからこそ〝たまひよ〟層に届けたいときは、必ずその雑誌を取り込んでいなければいけないと考えます。情報の深さとターゲティングのしやすさを武器に、雑誌はこれからも広告での役割の一端を担い続けるのではないでしょうか」 メディアエムジーは、ミサワホーム100%出資のハウスエージェンシーとして設立された。その歴史は、ミサワホーム創業者の三澤千代治氏へとさかのぼる。三澤氏は社長でありながら、非常に優秀なクリエイティブディレクターとしての一面も持ち合わせており、ミサワホーム創業当時からクリエイティブ関連の事案は社内で担うことが多かった。このような経緯もあり、自社内で代理店事業を行う機運が醸成。1994年に、当時二部上場の関連会社だったミサワバンのメディア事業部として、部門を設立。1998年にミサワバンから分社・独立し、メディアエムジー設立に至った。 現代表取締役社長執行役員の久保浩氏は、ミサワホーム宣伝部を経て、現在に至るまでマーケティング業務に携わってきた。 「宣伝部在籍時は、紙媒体での広告は非常に多かったですね。新聞でいうと、全ての全国紙に、毎月15段ずつ出稿しており、毎月多大な経費の稟議書を書いていた記憶があります。それが現在では、新聞に関しては、日経の年始の住宅特集など、1年で5段とか7段に激減しました。雑誌も以前は住宅専門誌へ多く出稿していましたが、現在は、『Casa BRUTUS』(マガジンハウス)、『モダンリビング』(ハースト婦人画報社)にたまに出稿するくらいになっています」と久保氏は話す。 現在、メディアエムジー社でのメインの紙媒体は、ミサワホームに住むオーナーや、住まいに興味のある一般の方、取引先などに向けて発行している情報誌『ミサワオーナーズマガジン』の制作だ。発行部数は、なんと約47万部。戸建て住宅に暮らすオーナーにも、郵送や手渡しで確実に届くリーチ力が強みだ。この冊子のもう一つの特徴が、半分が住まいと暮らしに役立つ商品を掲載したカタログ『らいさぽ』になっていることだ。掲載商品が割引価格で買える優待券も多数掲結びついた。 「僕個人としても、紙媒体には特別な思い入れがあります。今から30年近く前にコピーライターとしてTCCで新人賞を取ったのが雑誌広告でした。当時は、ソニーも紙媒体への出稿が多く、新商品発売時などは、10誌から20誌もの雑誌に出稿していました。そういう意味では雑誌広告は、自分の作品ともいえるものであり、雑誌や新聞など、さまざまなタッチポイントがあるのは非常にうれしかったですね。 しかし、近年は、スマホなどのデジタルツールの普及により、タッチポイントも雑誌などのマスメディアからWebやSNSへと移行しつつあります。ただ、SNSの弱点は、関係値が低いこと。スマホを見ている接触時間は長いですが、多様な情報が混在しているだけに、一つ一つのコンテンツとの接触時間は瞬間的になってしまいます。それに比べて、雑誌は長く滞在できるメディアではないでしょうか。別の見方をすれば、情報としての深さがあるともいえます。それだけに、我が社の最近の雑誌掲載例でも、『たまごクラブ』『ひよこクラブ』(ベネッセ)や『ゼクシィ』(リクルート)など、ターゲット層が明確なものが多くなっています。雑誌というのは、届けたい層が必ず見ている場所を作りやすい媒体といえるし、材など、多くの反響が寄せられたという。 紙媒体以外の事業としては、「ビジネスではあるけれど、共感できたときには、一緒に一つの作品を作るような気持ちで」とのスタンスで、ギャラリーや学校など、小規模のクライアントとクリエイティブな広告を作っているのも同社の特徴だ。 その一つが、神奈川県大和市のギャラリー田辺のポスター制作だ。アート購入層はもちろん、潜在的なアート購入層に対しても改めてアートへの関心を喚起し、購入促進を訴求した。 横浜市立盲特別支援学校とは、「対話が生まれるポスターシリーズ」を制作。「目が見えない」「見えにくい」生徒の中にあるイメージをモチーフとして表現。人間それぞれの世界のとらえ方、ものの見方があることを表現することで、「多様性」や「包摂」について考えたり、対話したりするきっかけとなるポスターを校内などに掲出。ADFEST2026での受賞にもメディアエムジーCASE3メディアエムジー代表取締役社長執行役員久保 浩氏6

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