雑誌広告2020_10
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﹁VOGUECHANGE﹂は読者とともに考える〝場〟﹃VOGUE﹄本誌と異なる読者・パートナーの受け皿に   i I'N 4itterS GE」の目指すところ。公式Twう視点で紹介。また、注意を要するテーマも多いので、迷ったときには専門家にも意見を聞き、その単語を使うのが適切なのか、誰かを悪者にするような捉え方をされる表現になっていないかなど、かなり細かい部分まで厳しくチェックしています。だからといって、このテーマは日本ではタブーだからやめよう、ということではなく、海外の記事も日本で受け入れられるように写真や表現を変えながら、みんなで一緒に考えていこう、という姿勢で記事作りをしています」読者とともに考えるオープンな「広場」にしたいというのがまさに「CHANたり、議論に発展したりすることをむしろ期待しているという。 「レジ袋が有料化されるタイミングで、マイバッグは本当にエコなのか?学的に検証した記事をアップしたのですが、それに対して異論をもつ方もいらして、反論のために記事が拡散されたことがありました。ただ、それもありがたいことで、記事をきっかけに自分の常識を疑ってみたり、考えたりすることは、議論を深めるうえで有用だと思っています。メディアがいつも正しいわけではありませんし、いろいろな意見が受け入れられることが多様性の大原則であると思っています」 こうした「CHANGE」の試みに賛同する企業も着実に増えているという。 「これまで本誌ではおつきあいのなかったクライアントからの相談案件が増えていて、単なる記事化の要望でも指摘を受けだけでなく、SDGsの課題について意見交換したい、というリクエストもいただいています」(名古氏) 「CHANGE」は今後も新たなチャレンジとして、音 を科プラットフォーマーとコラ声コンテンツも配信予定。ボして、ラジオ番組内で作る企画も進行中という。 「社会課題を広く扱う『Cスナーの多いラジオは、より幅広い層に訴求できるのではと期待しています」(名古氏) 残念ながら新型コロナの影響で、「定していた大規模なイベントは延期になったものの、共有する「GQVOICE」を立ち上げ、トークイベントなどを展開。また、昨年ので完売した再生ポリエステルを使ったTシャツをはじめ、サステナブルなプロダクトの販売も視野に入れているという。 「コンデナスト・ジャパンでは、すでに来客用のペットボトルや社内の自動販売機を撤去していますが、』、『』、『WIRSC(Forest Stewardshp CHANGE」が予「VOGUEON『VOGUEGQED』は9月発売号からF 「CHANGE」は、サステナビリティ(環境問題)、ダイバーシティ(多様性)&インクルージョン(包括)、ワーク&ライフの大きく3つのテーマで、月間40〜50本のオリジナル記事を配信。3月にローンチしたばかりだが、読者からの反応は上上のよう。 「『ンが好きで読んでいる読者とは違う属性の方も多く、サステナビリティやダイバーシティへの意識がそこまで高くなかった方も、新型コロナで変化を身を以て経験する中でさらに興味、関心を持っている印象。特に〜2000年代半ば生まZ世代(1990年代後半れ)の関心は非常に高いことが、コンテンツ視聴の傾向からも読み取れます」 とVOGUEゼクティブ・デジタル・エディターの名古摩耶氏。記事は、人種やジェンダーの問題など、今まさに議論されるべきテーマを中心に取り上げているという。 「特に環境問題は、何かをしてはいけないという議論に陥りやすいテーマですよね。でもそうではなく、大きな社会変革につながるようなイノベーションも生まれてきているし、ポジティブな未来をイメージして消費活動をしましょう、といVOGUE』のファッショ JAPANエグ「CHANGE」のコーナーを『GQ』は社会問題を読者とIGHTOUT」(FNO)HANGE』だからこそ、リFASH昨年のFNO東京で、『VOGUE』はリサイクル素材を使用した、3つのデザインのチャリティコラボTシャツを販売、売り上げを環境保護団体に寄付し、循環型ファッションを支援(写真はアンダーカバーのもの)読み応えのあるオリジナル記事が月に40〜50本配信される「VOGUE CHANGE」。環境問題はもちろんのこと、ジェンダー、メンタルヘルス、セクシュアルウェルネスなど、日本の女性誌ではあまり取り上げない内容の記事への反響が大きいそうVOGUE JAPANエグゼクティブ・デジタル・エディター名古摩耶氏

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