雑誌広告2022_11
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クリエイティブディレクター/コピーライター尾形真理子氏290円の媒体とハイファッション両方にプラスがあるすごいコラボさ 今が年際は立、つ広と告いのうおかと…なし…。おとなしいから悪いということでは必ずしもないのですが、広告をつくる側の一人として思うのは、雑誌とクライアント、あるいは雑誌と広告の関係がすごく淡白な年だったと感じたこと。で もでちきろるんこと、コもロ限ナら禍れのま中すし、社会的にどういうメッセージを出し、企業としての姿勢をどう伝えていくかということの判断にはまだ時間がかかるというタイミングでもあります。〝企てる〟というところにある「読む人を、見る人を、目にする人を楽しませる」という視点の少ないものが結構見受けられたことは、一制作人としては、正直、残念に思うところでした。ジ そャンのプ中』で他もと、『ド週ル刊チ少ェ&年ガッバーナの『呪術廻戦』は、鮮やかによくできていて、両者にちゃんとプラスがある。『呪術廻戦』のファンからしても、ドルチェ&ガッバーナのハイファッションのファンからしても、互いにかっこいいものとして成立しているところに着地しています。広告の下心みたいなものもはるかに飛び越えてしまったのがすごいなぁと思います。『週 2刊9少0年円ジのャ媒ン体プで』す のが読、者は、じつは経済的にはとても幅広い層に分布しているのかもしれません。親しみやすさとその敷居の低さから、届けたいところに意外に届くというアングルは、今までにない視点で面白かったです。33

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