雑誌広告2023_04
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『Sports Graphic NumbermberWeb』編集部、そして3月『Numberberber『Number『NumberPREMIER』事雑誌です。その精神から『週刊文春』も生まれました。創刊時はアメリカの『スポーツ・イラストレーテッド』と提携してスタートしましたが、そこからどんどん〝文藝春秋味〟が出てくるんですね。スポーツは決められたルールの中で、全力で相手に勝とうとする過程で、人間のいいところも悪いところも全部見えてくるし、業も出てくる。崇高なところも出てくる。そこを描くという意味で、『Numberもまた極めて文藝春秋的な 』① 』3  でいいんじゃないかという』)。現在、雑誌です。ではプロレスはスポーツか?と議論の余地はかなりありますが、身体を使って人を面白がらせると考えればスポーツでいいだろうと。同じように将棋やM-1についても議論をやり始めたらキリがないですが、勝つために全力を尽くすゲームということであればスポーツのが『Number間を面白がる精神を見失わなければ、『総合スポーツ雑誌』という枠にがんじが』の将棋特集も回を重 「わが国唯一の総合スポーツ雑誌」というキャッチフレーズを掲げながらも、近年は将棋やM-1グランプリにまで特集の範囲を広げて大きな反響を呼んでいる(以下『Numberスポーツ・グラフィックナンバー編集局は雑誌の『Nu 』編集部、『Number 業部の三部体制となっているが、そのブランド力の源泉は良質な活字コンテンツを作ることにある。同編集局長の松井一晃氏は語る。 「『文藝春秋』という雑誌は菊池寛の時代にスタートした、人間を面白がる総合らめにならなくてもいいと思っています。ただ、編集』は1980年の部が取り上げるジャンルによってクライアントが毎回変わるので、広告チームは大変だと思います」 藤井聡太竜王(六冠)の登場以来、将棋界にはこれまでにない新たなブームが到来している。いまや各棋戦が対局開始から終局までネット媒体によって完全中継され、それとともに将棋の広告的な価値も今までになく高まっている。『Numねるごとにクライアントへの認知度が上がっていった突き詰めるが、最初から上手くいったわけではなかった。 「将棋特集号の第一弾は3回ほど増刷し、記録的な売れ行きとなりましたが、広告セールスの面では難しかったですね。クライアントに、棋士たちをアスリートの視点で取り上げます、ライターも将棋専門の方ではなくスポーツジャーナリス』です。人トを起用します、と説明しても、なかなか具体的にどんな誌面になるのかイメージできなかったのだと思います。ところが実際にでき上がった雑誌を見てもらうことで、回を追うごとに広告主が増えて、最新の4号目(2022年10月20日号)では竜王戦をスポンサードしている『NOMURAグループ』の協賛で、藤井竜王(六冠)の独占インタビューとタイトル戦トリビアを掲載した8ページのブックインブックを制作しました。 この例以外でも、ブックインブックであれば、抜き刷りして販促に使うことができます。またオウンドメディアへの転載、SNSへの投稿など、『Number制作したものを様々な形で活用いただくケースが増えています」と、メディア事業局の深田賢哉氏は話す。 では、クライアントが』に求めることは何か?実はそこに『Num』の媒体力が凝縮されている。 「雑誌にしてもWEBにし』で雑誌広告はこれまで重要視された「リーチ力」よりも「コンテンツ力の時代」、と言われることも多い。そんな状況の中、特定のテーマに強みを持ち、深いコンテンツを制作できると思えるのが「テーマ誌」。今回はそんな雑誌の「いま」をレポートします。 『Number』編集局長取材・文/京谷六二文藝春秋テーマ松井一晃氏CASE30日に正式ローンチした文藝春秋求められるのはコンテンツ力の時代「テーマ誌」のいま!!SPORTS『Number』特定のテーマに強みを持つ

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