雑誌広告_05
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雑誌、電子版、電子雑誌、日経電子版を組み合わせたサブスクサービスで5万7000人の読者を獲得デジタルファーストで変わる雑誌のつくり方 i5■日経ビジネス■italは月額440円で2800冊以上の雑誌を皆さんのスマホに届けるサービスです。ぜひdマガジンをうまく使って出版メディアの活性化日本で今一番読まれている電子雑誌『日経ビジネス』。2022年上半期時点で5万7000人を超える読者を獲得している。年に新たなデジタルメディアとして『日経ビジネス電子版』を創刊。いち早2 0に貢献できるように、各出版社様としっかりと連携していろいろな取り組みを実施していきたいです」(大場さん)く雑誌のサブスクをスタートさせた。5万7000人という数字は『日経ビジネス電子版』の有料会員の数でもある。  サブスクサービスは「日経ビジネス電子版+雑誌」、「日経ビジネス電子版+電子雑誌」さらに「日経新聞が読める日経電子版+日経ビジネス電子版」の料金プランが用意されている(その他に雑誌のみのプランもある)。 元々『日経ビジネス』では、電子雑誌は定期購読者への読者サービスとして提供していた。当時の状況を日経BPの新規ID開発部の山﨑祐一郎さんはこう話す。 「2011年に電子雑誌の配信を始めたのですが、そのときは紙の雑誌の定期購読者がプラス550円(月額)で電子雑誌が読めるというスタイルでした。当時はデジタルメディアも『日経ビジネスDgう有料会員メディアと、『日経ビジネスオンライン』という無料会員向けの二つがありました。2019年にこの二つのメディアを廃止し、現在の『日経ビジネス電子版』に統合しました」 その背景には、収益性を高める狙いがあった。 「無料会員を対象とした『日経ビジネスオンライン』は広告収入をメインの収益として考えていました。しかし他社も次々と有料に切り替えたように広告だけで収益を上げていくのは難しい時代になりました。一方紙の雑誌も部数が徐々に減り始めていました。そこでブランディングという面でも、事業としても紙とWEBをわけるのではなく、一つに統合しようということで、『日経ビジネス電子版』がスタートしました」 雑誌サブスクサービスとしてはおそらく最大となる、5万7000人の有料会員を獲得できた理由を山﨑さんはこう分析する。 「『日経ビジネス』自体が定期購読でしか購入できな』といい雑誌なので、読者の皆さんにとっては電子版のサブスクも受け入れやすかったというところはあると思います。さらに紙の雑誌がそのままデジタルで読めるというサービスに留まらずに、デジタルならではのコンテンツを拡充していったところも高く評価をいただいたと思っています」 『日経ビジネス電子版』編集長の原隆さんは『日経ビジネス』の特徴をこう語る。 「『日経ビジネス』は雑誌から始まっています。しかし今は一つのブランドないしサービスとして捉えています。そのチャネルの一つが紙であり、デジタルであるという考え方です。紙の雑誌としての『日経ビジネス』があって、それからどうデジタルに展開するかという発想ではなく、今はデジタルファーストで紙の雑誌と電子版の編集に取り組んでいます」 デジタルファーストになったことで、雑誌のつくり方も変わった。 「紙の雑誌を電子版にしていた頃はまずは紙ありきで、記者が取材をしてネタを集め、記事を書いて出版されたものをデジタル化していました。それが今は大きく変わりました。紙の雑誌は日経BP『日経ビジネス』雑誌『日経ビジネス』と『日経ビジネス電子版』を一体化したサービスを展開する『日経ビジネス』。経営層、マネージャー層、さらに次世代を担う若手ビジネスパーソンや学生など幅広い読者層に、厳選した情報を発信日経BP新規ID開発部山﨑祐一郎氏雑誌■雑誌創刊:1969年■刊行形態:週刊(毎週月曜日)■実売部数:紙の雑誌9.1万、デジタルと併せて14.8万電子版■サービス開始:2019年■会員登録数:WEB会員約257万人/有料会員約5万7000人CASE21 9 『日経ビジネス』では

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