雑誌広告2023_07
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出版社Webメディア、  6向あり』と回答しており、一般Webメディア問わず、ポジティブに広告を受け止めたユーザーは、購入意向も高まる傾向にあるようだ。 「一般Webメディアでは全体の77・1%、出版Webメディアでは86・7%のユーザーが『購入・利用意出版Webメディアが一般Webメディアを上回っていますが、いずれも良い結果が出ていると言えます」 ただし、購入・利用意向があるユーザーの「購入予定時期」の割合には、違いが表れた。 「一般Webメディアのユーザーは、『この広告をみて最近購入』『6か月以内』の割合が高く、出版社Webメディアのユーザーはわかりました。このことから、出版社Webメディアでの広告接触は、体験促進効果が高いと考えられます。また、ブランドに対する意識付けにも効果的な様子がうかがえました」 この調査結果からもひとつ、異なる「前提」の影響を見つけることができる。 「一方で、一般Webメディアで広告接触したユーザーのトップは、『口コミサイトを見たいと思った』または『ブランド・サイトを見たいと思った』でした。そこには、情報の確度を高めたいという意識があると推察されます」出版社Webメディアのユーザーは、メディアに対する信頼感があるため、広告接触の時点で「情報の精度」は担保されていると考える。だから次の関心は、情報の信憑性ではなく、商品そのものや生み出したブランド自体へと移る。その結果が、「お試しをしてみたい」「ブランド・サイト訪問意向」の高まりという心理変容にも影響を与えたのだろう。『次に買うとき・買い替えるとき』が突出して高く、4割強を占めていました」 これは一般Webメディアに、口コミサイトが含まれていることも少なからず影響していると考えられる。同メディアのユーザーは「いま欲しいものを探している」傾向があり、その特36.8%33.9%47.4%28.8%広告における興味関心要素:一般Webメディア広告における興味関心要素:出版社Webメディア購入予定時期(利用意向ありベース)1位口コミサイトを見たいと2位「お試し」をしてみたいと2位口コミサイトを見たいと購入/利用意向43.9%口コミサイトを見たいと32.8%ブランド・サイトを見たいと思った58.1%ブランド・サイトを見たいと思った47.4%「お試し」をしてみたいととても使ってみたい31.2%この広告を見て最近購入少し使ってみたい45.9%15.0%時期未定21.6%次に買うとき・買い替えるとき32.1% 1年以内8.8%33.6%ブランド・サイトを見たいと思った30.7%口コミサイトを見たいと38.7%ブランド・サイトを見たいと思った32.3%「お試し」をしてみたいと43.4%少し使ってみたい43.3%6か月以内22.5%とても使ってみたいこの広告を見て最近購入7.0%時期未定25.4%6か月以内17.1% 1年以内6.4%次に買うとき・買い替えるとき34.1%ブランド・サイトを見たいと思った33.7%口コミサイトを見たいと38.8%「お試し」をしてみたいと34.2%ブランド・サイトを見たいと思った記事広告を通じた、出版社Webメディアのユーザーへのアプローチは、商品とブランド自体への興味喚起、潜在層の開拓に寄与できると考えられる広告における興味関心要素。一般Webメディアでは、ジャンルを問わず、「口コミサイトを見たいと思った」が上位に位置するコスメ・美容Web思った思ったコスメ・美容Web1位「お試し」をしてみたいと思った思った一般Webメディア(計)女性ライフスタイルWeb思った女性ライフスタイルWeb思った出版社Webメディア(計)購入/利用意向男性ライフスタイルWeb思った男性ライフスタイルWeb思った44.2%ホビー&カルチャーWeb思ったホビー&カルチャーWeb思った調査結果④潜在層開拓効果(ブランディング効果)〜﹁“次”に買いたい﹂の醸成〜

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