雑誌広告2023_08
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ライフスタイルの変化が顕著に表れる入賞商品耳活ブームに乗り音声コンテンツとコラボ 5 視点の企画が生まれた。働く女性が増えたという背景もあるが、それらは単に面倒な家事から解放されるだけでなく、時短できた分だけ家族と一緒に過ごせる時間や自分時間が増えることも相まってすぐに人気企画に。翌年2011年6月号でそれらをまとめた「ハピ家事大賞」としてアワードをスタート。この年は東日本大震災が起こり、家族の絆が改めて注目された時でもあった。 ノミネート商品や大賞の選び方は当初と現在では多少変わってはいるものの、家電製品のアドバイザーや整理収納コンサルタントといった識者、そして読者の両方が推薦していること、推薦者がこの1年間で実際に使ったことがある新商品だけ、という条件は一切変わっていない。 その一方で、部門は毎年変化し続けているという。例えば、2011年には〝家事に協力的に大変身! 夫のやる気アップ部門〟があったが、2021年には『ハピ家事シェア大賞』と、10年の間に家事は、夫にやる気を出させるものから、シェアするものへと変化した。 「このアワードを続けていて感じるのは、その時代の人のライフスタイルや価値観が反映されているということ。最近では2020年に〝やめ家事〟ブームがあり、〝時産家電〟と呼ばれる掃除ロボットや食洗機が注目を集めました。その流れは今も続き、自動調理鍋、掃除ロボット、食洗機、洗濯乾燥機が4大人気家電になっています。2021年の注目商品は夫の家事のモチベーションが上がる低温調理器や片手で押すだけで計量いらずの洗濯洗剤などです。加えてコロナ禍からは在宅時間も長くなったことから、〝時ィとして、それぞれ前編・後編で合計約30分、雑誌記事プラスアルファの話をしていただいています。動画と違って目で追う必要がなく、聞くだけなので家事をしながらでも楽しめ、読者にも大変好評でした。『E』編集部のアカウント『L ジオ』で放送された前編だけでも合計約3万回再生されています」(田中氏)で、雑誌にも興味を持ってもらったり、より多くの人LE産〟は単に効率的というだけでなく、リラックスする時間を作って心を豊かにするという意味合いも大きくなりました。美味しいコーヒーを淹れるためのコーヒーメーカーなどがノミネートされるようになったのもこの頃です。 そこで今年は、タイムパフォーマンスを上げることで単に時間を短縮するのではなく、心のゆとりが生まれるようなアイテムに注目し、『時間と心に余裕が生した」(田中氏)長年、その時代を反映する形で読者の声などを拾いながら部門を決めてきたが、ライフスタイルが多様化している今、いい商品の基準が個々で異なるため、家電や日用品はアワードにしにくくなっているという。 また、長年続けていても、同じメーカーの商品でも機能が進化したり、デザインが変わったりするため、殿堂入りというカテゴリーも作りづらい。そこで今回は整理収納コンサルタントなどそのライフスタイルが人気の3人にフォーカス。その人がどういう使い方をして、生活がどのように変わったのかというページを最初の見開きで立たせた。 「さらに今、読者が耳活ブームということもあり、初の試みとして、音声プラットフォームの『Voicy』とコラボしました。誌面に登場していただいている方たち5名にVoicyパーソナリテEEおしゃれと暮らしのラVoicyとコラボしたこと40周年イヤーの今年は、ファッション、ビューティに加え、リビングに関する記事も強化2023年6月号「時間と心に余裕が生まれる! ハピ家事タイパ大賞2023」より。最初の見開きで人を立たせ、次の見開きから各受賞商品を大きく見せる構成にま大れ賞2る0!2 3ハピ』家を事実タ施イしまパ

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