﹃第65回日本雑誌広告賞表彰会﹄を11月8日(水)、東京ドームホテルで開催した。表彰会は午後3時から田中惠広告賞運営委員会委員長の開会挨拶で始まり、各賞の表彰が行われた。閉会後、引き続き記念パーティをおこない、盛況のうちに終了した。広告主、業界関係者、当協会会員など300名近い参加者があった。代のテクノロジーも活用。未来への可能性を感じるすばらしい試み」と報告。続いて各部門賞、経済産業大臣賞(グランプリ)、日本雑誌広告総合賞、日本雑誌広告協会賞、日本雑誌広告制作者賞、審査委員特別賞の表彰が行われた。次に祝辞となり、経済産業省商務情報政策局コンテンツ産業課課長補佐彩季子氏が「キユーピーマヨネーズは1974年から一貫して野菜をテーマとし、今回はそのテーマに合った写真と文章で、ハーブの世界に惹きこみ、新たな気付きを与えくれた。今後もこのような消費者の心をとらえる雑誌広告を生み出すことと時代を反映した新しい形の広告にも期待する。また、異業種との連携を組みながら、従来の広告手法をうまく活かすことで、経済の拡大がもたらされることを期待する」と述べた。続いて、日本アドバタイザーズ協会プリントメディ 2ア委員会委員長の田原光晃氏が、広告主を代表した謝辞ののち「デジタル化によりライフスタイルが変化し、メディアへの向き合い方も多様化する中で、変えるべきもの、あるいは変えてはならないものを見極めながら前向きに取り組まれた作品と感じる。今回新たなメディア複合型広告部門新設は、雑誌広告のさらなる進化、可能性を可視化する取り組み。いずれの作品も雑宮野誌、出版社の持つネットワーク、実力をしっかり活かし、読者、生活者をさらに楽しませる新しい世界を作っている。そして、W受賞となったキユーピーのクオリティの高い企画力、クリエイティブ力は出色。きちんとテーマを共有し、同じ方向を向いて取り組むことにより、しっかりと読者とのコミュニケーションが取れていると感じる。雑誌広告の魅力と新たな可能性を感じさせる今回の受賞作品に刺激を受け、より進化した広告展開を通じ、これまで以上に雑誌広告の発展に寄与できればと思う」と語った。業大臣賞(グランプリ)と受賞社挨拶では、経済産日本雑誌広告総合賞のW受賞となったキユーピー取締役会長中島周氏が、広く感謝の辞を述べた後、「『キユーピー3分クッキング』は60年になり、広告はられたことに感謝申し上げたい。社では食べること、おいしいもの、キユーピーブランドが好きなメンバーが、目的を共有し仕事をしているが、昨今のガバナンスなど経営的に難しいことにも皆で学びながら対応をしている。そこで、皆様にも教えていただきながら成長をしてければと思う」と締めくくり、盛大な拍手が贈られた。引き続き、記念パーティが行われ、盛況裡に終了した。 まず、主催者を代表して中部嘉人理事長が挨拶。皆様のご理解、ご協力により開催できたことへの謝意に続き、各賞受賞社と関係者にお祝いの詞を述べた。そして経済産業大臣賞(グランプリ)と日本雑誌広告総合賞をW受賞したキユーピーと審査委員特別賞のエイベックス通信放送の受賞について「雑誌広告の『伝統的な職人技』を極めたキユーピー、そして『革新的な広告企画』に挑んだエイベックス通信放送。それぞれの分野を代表した作品が今回受賞されたことを非常に嬉しく思う」と述べ、また、「本年創設したメディア複合型広告部門は、雑誌広告の新たな形として、今後さらに進化を遂げて行く。雑誌広告の未来に向けて、雑誌広告をより元気にするために、これからも一層のお力添えをお願い申し上げたい」と結んだ。次に、審査委員を代表して、クリエイティブディレクターの佐々木宏審査委員長が、「キユーピーの作品は一貫したテーマで歴史、伝統を重ねてもなお新鮮さを失わないすばらしい作品。エイベックス通信放送の作品は雑誌そのものの持つ力を活かし、発信源として現W受賞に輝いたキユーピー講評を述べる審査委員長 佐々木氏50年を継承し、ここまでこ第65回日本雑誌広告賞表彰会
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