雑誌広告2023_12
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観客席とランウェイが近く、人気モデルを間近に見られるのも魅力肌ラボシリーズやトーンアップの日焼け止めなどをディスプレイ。アンケートに答えるとスキンケアサンプクライアントに【ロート製薬【伺いましたil が6icolaicolaicolaた。実際、会場では『沖縄から来ました』『普段会えないモデルを直接見られて嬉しかったです。ぜひまた来たい!』『またこういう機会をつくってください』など、喜びの声をたくさんいただきました。現実問題として、出かける場所がなければ新作を着てオシャレをする機会もないし、ハレの場がなければ物もお金も動きません。ファッションやライフスタイルを提供する雑誌をつくっている立場としては、リアルなハレの場をつくって読者が動く流れをつくることも非常に重要な役割だと考えます」読者のためだけではなく、リアルイベントには多くの利点がある、と栗田氏は続ける。 「注目度の高い両誌のモデルグランプリ発表が雑誌自体のPRにつながることは『ncookie『n行われず、マスクのせいでクラスメイトの表情も見えない数年間を過ごしてきたわけです。ようやくイベントが開けるようになった環境の下、誰もがこういう機会を待っていたし、笑顔でイベントを楽しんでいましもちろん、2誌それぞれのクライアントさんを一緒にお呼びして生の読者を見ていただくことで、ご提案の幅を広げることができました。特に『ニコ☆プチ』世代はまだスマホを持たせてもらえない子も多く、けっこうアナログな世代。一方、大企業であるほどデータをとることが難しい世代でもありますし、今後廃止になればなおさらです。リアルイベントはそうした世代と直接触れ合って、生の声を聞ける貴重な機会。同時に、この世代でファーストコンタクトすることで刷り込み的な作用が生まれ、その後息の長いファンになってもらうことも不可能ではありません。そういう点をクライアントさんにアピールし、販促費や宣伝費投下のビジネスモデルをつくる。それは、媒体を持っているからこそできることでもあります。実際のところ、イベントにはお金も労力もかかります。しかし、子供のことを良く理解していない会社が行うのとは違い、安心安全な媒体であり続けるからこそ、子どもだけでなく、親世代にも『この雑誌に載っているから大丈夫』という安心感を与えられる。ネットリテラシーとは違うメディアの在り方に価値があるのではないでしょうか」 今回は『n☆プチ』合同のイベントとなったが、社内的にも2誌が事業部として合体。ターゲット年代こそ違え、ティーン誌としてのスケールメリットを出せるビジネスモデル作成への器が整った、と栗田氏。 「合同でイベントをやるこ』『ニコ☆プチ』が』『ニコとで経費や人員を効率的に動かせます。また、今後は、デジタルにシフトしていない『ニコ☆プチ』の読者を』へブリッジし、長くお付き合いできる読者を育てることにもつなげられます。そろそろ、創刊当時小学生だった読者の娘世代が読者になる頃で、母から娘へという流れも出てくるかもしれません。モデルオーディションで、ティーンのカリスマのようなモデルが誕生して、以前のローティーンアイドルブームのようなことも起こるかもしれませんし…。『nicola』『ニコ☆プチ』は、最初に弊社と出会う媒体。会社的な戦略としても長くお付き合いいただきたいし、希少性という意味でもまだまだ活用できるポテンシャルを多く秘めているといえるのではないでしょうか」 『na』誌上で、5年以上にわたり「ロートプリンセス」と題したタイアップ広告を出稿しているローcoト製薬。「ニコ☆フェス2023」でもブースを出店。ニコモのパネルを掲げたブースでは、中高生に人気のColumn

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