雑誌広告2024_01
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London & FrankfurtJMAA Tour2023.14>21Oct.Break through the walls, Publishers!Break through the walls, Publishers!●研修団メンバー 長崎亘宏(団長・講談社)/石川知彦(副団長・電通)/上杉直人(会報編集長・集英社)/篠崎広道(光文社)/古橋欣治(小学館)/小島淳志(小学館メディアプロモーション)/小島知夏(新潮社)/三浦勇人(世界文化社)/吉田千晃(日之出出版)/中川優子(文藝春秋)/長 勲(マガジンハウス)/山口統吾(ADKマーケティング・ソリューションズ)/梅本亜里(第一通信社)/南波祐希(東急エージェンシー)/小池まどか(博報堂DYメディアパートナーズ)/安野英里(双葉通信社)/是洞沙紀(文化企画)/鬼塚めい(ムサシノ広告社)/吉田侑樹(ムサシノ広告社)団長 長崎亘宏(講談社)コロナ禍を経て再始動した私たち研修団が迷わずに選んだテーマは「アフターコロナ」でした。パンデミックがヨーロッパの日常生活やビジネスにもたらしたイノベーションをその肌で感じたかったのです。ところが実際の第一印象は「既視感」だったと思います。欧州で起こった進化のほとんどは日本と同様のDXで語ることができたからです。日常生活ではリモートワーク、電子決済。ビジネスにおいては雑誌コンテンツのデジタル拡張、読者サービスの拡充など。テクノロジーは世界をより狭く、画一化したのではないでしょうか? そこで私たちは先進性ではなく、同時代性における日欧出版ビジネスの違いに注目しました。①メディアのブランド価値(定期購読を基私たちは今「世界の中の日本」を知り、それを発信するという分岐点に立っています。さて、今回のメンバーの生まれは60〜90年代にわたり、男女比はほぼ5:5。それは多様な価値観の共存を意味しています。本編では是非、それらをお楽しみください。点としたブランドビジネス)②二分されたデジタルとフィジカルの価値(プレミアム化する印刷物)③社会基盤としての価値(活字メディアへのシンパシー、D&Iが生む広告市場)それらを学ぶ一方で私たちは、フランクフルト・ブックフェアを巡りながら、コミックにとどまらない、日本の出版コンテンツが持つ無限の可能性を感じました。第56回 JMAA海外研修団レポート欧州で体感。今、私たちが知るべきは「世界の中の日本」

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