CASEフィスカースジャパン株式会社 マーケティング部長インタビュー: 四方田 隆2編集者の方々ですから。例えばレシピを載せる、もしくは同じアイテムへの盛り付けパターンをご覧いただくとか、そういうリアルな使い方を目の当たりにしていただけると読者の方も想像を膨らませることができると思います。 雑誌だけではなく、雑誌メディアからデジタルメディアに転用してよりリーチが広がるような試みをご相談させていただくこともありますし、それを抜き刷りという形で店頭での紹介の代わりに使うこともあります。 消費者の方は賢明なので、ブランド側からのメッセージに加え、料理研究家の方など、その世界の第一人者による「これはいいですよ」といったリアルなコメントがあると、お客様の心を動かすのではないかと思います。 タイアップは相談しながら一緒に作り上げていきますが、読者の方のことを一番わかっていらっしゃるのは媒体社の方だなと思っているので、編集チームを信頼しています。できあがってみて、例えば「こんな色をコーディネートするの」とか、いい驚きをもたらしてくださることもすごくありがたくて。自分たちでは思いつかないようなことを提案していただけるので、私たちもすごく学ぶことが多いですし、楽しんで広告を作っています。 当社の扱っているブランドは、イギリスのウェッジウッド、デンマークのロイヤル コペンハーゲン、フィンランドのイッタラやムーミン アラビア等、主にヨーロッパの洋食器になります。私たちとしては男性にもお使いいただきたいと思っていますけれども、広告となると割合では女性誌の方が多いです。 欧米では、ホームパーティを開いて人をお招きする社交的な機会がよくあります。一方、日本は食器好きな方が多いと思いますが、自分の家の中を見せるというカルチャーがあまりありません。 私たちはショップをいくつも設けていますので、そこで実際の商品をご覧いただいておりますし、オンラインの画像で使用シーンをお伝えはしておりますが、もう少しリアルに自宅でどのように使われているのか見ることができると、より洋食器への関心が高まるのではないかと感じています。また、プロフェッショナルな方による使い方の提案であったり、コーディネートを消費者の方にイメージしていただくという点で、メディアはすごく効果的だなと思っています。 食器の情報だけ調べようと思ったらいくらでもネットで確認できると思いますが、ライフスタイルの提案や、商品の背景にあるストーリーテリングをしていただけるところも雑誌の魅力です。「この食器ってどのように作られているんだろう」とか、「これらを組み合わせたらこんなコーディネートができますよね」ということを含めて洋食器の楽しみ方を消費者に提案したいですね。 日本の方は真面目なので、例えば「ピクルストレイ」という名前の食器だと、ピクルスしか盛り付けてはいけないと思われる方がなかにはいらっしゃいます。でも、実際は「パンを載せるのにも使っていいサイズですよ」とか「和食にも合いますよ」というように、雑誌では読者視点のメッセージを添えていただけるところがありがたいです。 なにしろ、読者の方の好みを一番ご存知なのはplus芦田 直子氏20商品の背景にあるストーリーテリングが雑誌広告の魅力最前線最前線最前線最前線最前線+++++
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