専門メディアとの連携でさらなる成長を目指す何をやっても一定数は退会してしまいます。ただその数を目の当たりにすると、自分達のコンテンツに魅力がないんじゃないかと編集者達のモチベーションが低下してしまうというマイナス面もあります。今まで登録いただいた会員の方々にいかに再訪していただくか、そのために何をするべきなのかというのは、今後の大きな課題となっています」 「リードジェン広告を活用していない企業さんはまだまだたくさんあるので、今後も広がっていく余地は十分にある」と、小林さんは言う。 アイティメディアが、今、力を入れているのが、各業界に特化したDXの分野だ。 「10年ほど前から多くの企業が業務のDX化を進めてきました。その結果、勤怠管理や経費精算といったすべての業種に共通している業務プロセスはIT化されました。では次は何をIT化するのかというと、運送業であればトラックの運行管理システムといったような各業界に固有の業務プロセスです。金融業界のフィンテックのように、業界×テックが今後増えていく中で、我々のメディアにはそれぞれの産業に特化したIT情報を提供することが求められます。ところが専門の知識を持たない我々が一から勉強して、専門性の高い記事を作れるかというと、「食品製造DX」「石油化学とても無理ですよね。そこで今進めているのが、業界に特化した各産業専門メディアさんとの提携です。これをメディアアライアンスと呼んでいます」 すでに共催デジタルイベントという形で「小売DX」DX」「金融DX」「製薬DX」など、さまざまな産業別でのDXセミナーを実施しているが、メディアアライアンスを進めるのは、単に事業として売上を伸ばすという目的のためだけではない。 「それぞれの産業に特化したメディアというのは非常に重要な存在であるにもかかわらず、専門メディアはどんどん経営が難しくなっています。せっかく良質なリードジェン広告のスタイル各産業専門メディアとのアライアンスで相互に収益機会拡大メディアアライアンスのイメージAlliance100メディア(目標)100メディアとのアライアンスを目標としている国内外1,000メディアリードジェン広告のスタイルは資料をダウンロードするホワイトペーパースタイルと、記事が途中で読めなくなっているマスク記事スタイルの2つがある。資料をダウンロードしたり記事の続きを読むためには、個人情報を入力したり、読者会員となってログインする必要がある。その際に個人情報をクライアントに提供するパーミッションも確認する。マスク記事を使ったリードジェン広告ホワイトペーパーを使ったリードジェン広告アイティメディア20メディアさまざまな産業専門メディアと提携し、相互に収益を拡大。5
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