( https://active.nikkeibp.co.jp/ )読者を惹きつけるコンテンツがリードジェンの成長につながるクライアントが求めるリードに大きな変化 II 6株式会社日経BPコンテンツと高い志を持って専門メディアを運営しているのに儲からないというのはあまりにもったいない。その点、我々はリードジェン事業やデジタルイベントで収益を上げるノウハウを持っています。『良質なコンテンツを作り、専門的にセグメントされた読者の方方を集めることはお任せし日経BPがリードジェン事業に参入したのは2011年のことだった。執行役員技術メディア担当の小向将弘さんは当時の状況をこう語る。 「日経BPは経済・技術系の出版社として報道記事を作り、雑誌や書籍、ネット媒体を通して世に出していくモデルで長年、事業を展開してきました。20年以上前から、後の『日経ビジネス電子版』『日経クロステック』につながるニュースサイトを運営し、同時にウます。その代わり、収益の部分はうちがお手伝いします』という役割分担ができれば、専門特化した情報提供元を維持しながら、各業界に有益なDX情報を提供することができる。100の産業専門メディアとのアライアンスを目標に、これからさらに取り組みを強化していきます」ェブ広告事業にも取り組んでいました。しかし、サイトの在り方や事業モデルは常に見直しが求められます。2011年当時、IT系のネット媒体について一つの課題が浮かび上がっていました。日経BPは取材報道やトレンド解説には強いけれど、実用情報、例えば仕事の現場で必要になるシステム製品・サービスの情報提供は薄いというものです」 ちょうどその頃アメリカではITを使ったデジタルマーケティングが普及し、日本でもいよいよ本格的なデジタルマーケティング時代が訪れる兆しを感じつつあった。 「すでにアメリカではリードジェン広告に特化したサイトが次々と誕生していました。システム製品・サービスなどの実用情報を提供しながら、新しい広告モデルにもチャレンジできる。挑戦しがいのある事業だと判断し、2011年に立ち上げたのが『Tpro Active』です」 『Tpro Active』は、「今後どういうシステムを導入すればいいのかと悩んでいるシステム部の人達がワンストップで情報を入手できるサイト」を目指し、システムの実装方法や製品の情報を掲載。そして広告は、リードジェン広告に特化した。 「言ってみれば、システムの実用的な情報が欲しい読者と、そのリードを獲得したいクライアント様をマッチングする役割を持ったサイトになります」 リードジェン広告は狙い通りに多くのクライアントを獲得。2018年にはIT分野だけではなく製造/建設各分野の製品・サービス情報を加え、『日経クロステックActiューアルするまでに成長を遂げた。 「日経BPの媒体全体に言えることですが、ありがたいことに、読者には意思決定層である役職者の方が多い。確度の高いリードが獲得できると、多くのクライve』へとリニアント様から高い評価をいただいています。従来型の広告では実際の製品の販売にどれだけ結び付いているのか効果を測ることが難しかった。その点、リードジェン広告はそこで獲得したリードを活用し、実際に商談に結び付けることができる。言ってみれば究極のマーケティング手法だと思います。今後もBtoBビジネスの領域において、リードジェン広告は成長する分野であると言えるでしょう」2011年からスタートCASE2執行役員技術メディア担当小向将弘氏『日経クロステック』の約220万人の会員をベースに、クライアントの求めるリードを効率的に獲得・提供するリードジェネレーションサイト。ITシステムなどの製品選択・導入に役立つ記事や各種専門メルマガで読者に情報提供。技術の最先端を取材してきた『日経クロステック/同Active』編集部による良質なコンテンツで読者を拡大する。日経クロステック Active
元のページ ../index.html#6