雑誌広告2024_08
6/8

学びに対する意欲の高い会員にさまざまなイベントを開催新たな事業を育成のためサポートの部署を発足RY experienceSTORY experience 『向けた雑誌として、読者からも広告主からも高い支持を受ける媒体だ。その『ST上げと会員募集を告知したのは2020年11月号。そのきっかけとは? 「もともと『STORYラボ』という組織がありました。これは編集部のライターたちが足で集めてきた400人ぐらいの非常にロイヤリティの高い良質な読者の集まりで、たとえば広告部からデータが欲しいとか、インサイトを要求された時に、そういう方たちにお願いするときちんとアンケートが返ってくるという組織だったんです。それが[『STOという高評価につながってORY』が読者会員組織「STORY experience」の立ちORYラボ』をもう少し広ORY experienceいました。そこでこの『STげて可視化できる会員組織にすれば、実売部数、広告集稿いずれにもプラスになるとスタートしたのが『STまた、この時期はコロナ禍に突入していたので、読者との接点を増やすことのできる組織が必要かなという思いもありました。当初はリアルなイベントはできなかったのでオンラインの開催が中心でしたが、それでも会員は順調に増えていきました。その一方で、私も編集長になったばかりで本誌のことで手一杯だったこともあり、なかなか『STO時間をかけることができない状態が続いていましたが、今は『STORYweb』はPV、UUともに好調で、会員組織も上手く回り始めた手応えを感じています」(河合良則編集長) 立ち上げから3年半を経て、「ト®PREMIER』養成講座の会員数は現在約4万人。リアル、オンラインを含め』です。てさまざまなイベントを開催している。昨年は美容やクリスマスなどの有料イベントやセカンドキャリアにもつながる講座も開催して、会員の満足度を高めて会員(読者)との絆をさらに強めている。 「『なのは、学ぶことに対する意欲が非常に高いということです。もちろん学びにもいろいろあって、子育てに関するもの、中学受験に関』に十分なするもの、あるいは起業についての学びなどなど、本当にさまざまです。その学びの意欲をイベントに落とし込んだ実例がパーソナルスタイリスト®協会と組んだ『パーソナルスタイリスですね。パーソナルスタイリストとは、ファッションのコーディネート理論をしっかりと身につけたうえで、自身のセンスを発揮しながSTORY』の読者に顕著ORY』のコラボによる新ら顧客に向けて相応しい着こなしを提案するという職種ですが、『パーソナルスタイリスト® PREMは骨格体型診断、顔型診断、カラー診断、テイスト診断という4つの診断の資格を一つにまとめたパーソナルスタイリスト®協会と『STしいファッションライセンスです。この資格を取得することでパーソナルスタイリストとしての活動ができるようになるわけです。しかし、実際に仕事をしてみると、顧客からの質問にその場で答えられない、オーダーに上手に対応できなかったというような問題も出てきます。それを編集部にぶつけてもらって、われわれがアドバイス、提案をするというようなこともやっています(期間は1年間有料)。最近は、資格を取ったパーソナルスタイリストたちによるイベントも実施しました。この講座は2021年から始まって、今年3月に第3期の受講期間が終了しましたが、おかげさまで大変に好評ですしIER』『STORY』にとっても意RY』のコミュニティで自分STORY』は光文社のSTORY』にはロSTOSTORY』は40代女性にRY』にはいい読者がいる]味のある事業だと思っていて、今後は他にも、『の学びにつながるものを見つけることかできるようにコンテンツを増やしていきたいと思っています」 そうした読者コミュニティの会員が中心的購買層になっているのが、ECである。『媒体の中でいち早くECを2011年4月にスタート。ブルガリとコラボをした腕時計がその時の目玉商品だったが、さすがに大災害の後だけに売れるのか?という疑念が編集部員の中にあった。が、結果は完売。その時に、『イヤリティの高い読者がいることが武器になるということが編集部の共通認識となった。その後、ECは順調に成長して、年間で5億円を超える売上げを記録するようになる。 良質で購買力の高い読者を会員組織にして、本誌、 」 6光文社STORY編集長河合良則氏CASE②『STORY』ロイヤリティの高い読者を可視化■STORY experience■

元のページ  ../index.html#6

このブックを見る