雑誌広告2025_03
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極めて〝私的な感想〟を届けることで、気づきをシェアす。今回の特集で見えた、新たな視点、自分の中で生まれた変化など、極めて〝私的な感想〟をそのまま言葉にしています」 たとえば、『Numéro TO KYO』2025年1・2月合併号(2024年11月発売)の特集タイトルは「25年未来予報」。Editor's Le tterでは、〈鏡リュウジさんの「占いで切り拓く2 02 5年の私」〉というページに言及。「(私の)心がざひとりだし、今回の特集はその不安を軽くしてくれることを、自らの言葉や視点で届けることで、読者は安心して、ページを読み進めていくことができる。 「占い好きの女性は多いですよね。私も大好きです。そのなかで、2025年の話はネガティブなものが多く、明るい未来へのヒントを、特集を通じてお届けできたらと思いました。とはいえ、大袈裟なものではなくて、たとえば、窓辺に一輪の花を飾るだけで気分が上がるよねとか、そんな些細なことでいいんです。小さな気づきの積み重ねが明るい未来につながるよと、言えたらと思いました」 ちなみに、フランス発のインターナショナル・モード誌と聞くと、やや取っ付きにくい印象を受ける。Editor's Letterはそのイメージの払拭、フレンドリーな距離感の雑誌であることを伝える場所でもあるそうで、「フランクであることも大切にしている」と話す。 「私はファッションを衣服の話ではなく、スタイル(生YO』のEditor's Letterは毎号、特集の要約ではなく、杏子氏の私的な視点や感想が混ざる。それによって、杏子氏=『Numéro TOK YO』の人格や感性、視点に触れることができるし、これから同じ体験を追体験できるのだというワクワク感を与えてくれる。 「特集をつくっていると、毎号、多くの学びがあります。取材先では常に、発見や驚きが待っていますから、その個人的な気づきを、Editor's Letterでは読者とシェアするようにしていまる日記コーナーが存在する。 「このページでは、私が面白いと思ったもの、いいなと思ったものを紹介しています。本もあれば、雑貨や展覧会、映画もあります。どれも私自身が実際に触れたり、見たりして、いいなと思ったものです」 また、杏子氏自身がファッションアイコンということもあって、私物紹介のコーナーも存在する。取り上げたアイテムの問い合わせもあるなど、その影響力は大きい。一方で、自身がインフルエンサーであることが、マイナスに作用することはないのだろうか? 「絶対に譲れないものって、私自身そんなにないんです。意外とファジーな部分が多き方)の話だと捉えています。そのスタイルを構築するためには、服だけでなく、建築、ライフスタイルなど、さまざまな要素が必要です。ですから、何がいくらで買えるかや最旬トレンドが何かなどだけ届けるのではなく、スタイルを届けること、押し付けるのではなく、選択肢として提案することを大切にしています。その空気感を、巻頭のEditor's Letterでも感じてもらえたらと思っています」Editor's Letterの隣には、毎号「続・ハニカミ日記」という杏子氏が最近出会ったものを写真付きで紹介す編集長として、ひとりの読者として、言葉を届ける「しなやかに生きましょう」と伝えたいわついていた理由がわかった」、「社会の仕組みも人々の意識も大きく変動するそう」と、内容とともに杏子氏の気づきを紹介している。現代は、先行きの見えないVブ ー カUCA時代と形容されるほど、未来予測が困難な時代だ。誰もが不安を抱えているし、指針を求めている。杏子氏自身もその『Numéro TOKYO』2025年1・2月合併号のEditor's Letter田中杏子氏(上)、『Numéro TOKYO』2025年4月号表紙(右)5

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