雑誌広告2026_04
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CASEplus文 /中木 純2株式会社アクリスジャパンマーケティング部ディレクター山本 典子氏もつながりました。 実はこのコートは、2022年に実施した雑誌「Precious」とのタイアップ企画から生まれたアイテムです。コートは大反響をよび、2024年にグローバル展開へといたりました。その際、公式You Tube「Precious.jp」で初の動画タイアップを実施。編集長とスタイリストが約20分にわたり徹底解説しています。コーディネートの提案にとどまらず、袖まわりの設計や襟裏のボタン仕様など、細部に宿る意図まで丁寧に見せました。誌面では伝えきれない情報量と臨場感が盛り込まれています。この動画はショップスタッフや百貨店外商員のトレーニング素材としても活用され、販売にも大きく貢献しました。 こうして媒体ごとのフィルターを通すことで、自社発信だけでは生まれなかった切り口や表現が生まれる。それは単なる露出拡大ではなく、ブランドの解像度とロイヤリティを高めることにつながると感じています。海外と比較して、日本の雑誌メディアはファッション誌でありながら実用誌的な側面も併せ持ち、イメージ喚起と具体的な商品理解を高い精度で両立できる特性があります。それに加え、読者との強固な信頼関係があるからこそ、“Woman with Purpose”という価値観やブランドのアイコンを、日本の感性やライフスタイルに即した形で伝えることができるのです。 ブランド単体では届きにくい層や新たな視点と出合えること。それこそが、出版社のメディアにしかできないことだと考えます。 アクリスは第一次世界大戦後の混沌とした時代に、ひとりの女性が創業したスイス発のラグジュアリープレタポルテブランドです。100年以上にわたり家族経営を貫いてきました。現在はそんな創業者の精神を受け継ぐ3代目がクリエイティブ・ディレクターとしてブランドを率いています。 ブランドの核にあるのは“Woman with Purpose(目的を持つ女性)”。創業者のように、志を持って未来を切り拓く女性が心地よく日々を過ごせるよう、素材、仕立て、スリークなスタイルにこだわり続けています。創業当時からその姿勢は一貫して変わりません。モデルのキャスティングにおいても、社会課題への取り組みや、自身の信念に基づいた活動を続けている方など、ブランドの価値観と重なる背景を持つ方を選んでいます。 一方、メディアが多様化するなかで、コミュニケーションのあり方は変化しました。広告展開は紙からWebへと広がり、ターゲットも従来の40〜50代を中心とした層から、30代へと緩やかに拡張しています。それに伴い、ビジュアル表現もよりモード性を強め、ユニークな素材使いや大胆な色彩、印象に残るシルエットといった視覚的要素を前面に押し出すようになりました。 とりわけ出版社のWebメディアには、長年紙媒体で培われてきた編集力と、雑誌ブランドへの読者の厚い信頼があります。また、ターゲット層へ的確にアプローチし、情報発信できることにも大きな意義を感じています。 昨年Web版「SPUR」でタイアップを出広しました。雑誌世代もデジタル世代も両方取り込んでいること、そして日本発のモード誌の視点でアクリスを表現してもらいたかったからです。モデルとして女優の波瑠さんを起用し、ジレ、ボレロ、コートと3Wayでまとえる、ブランドのアイコン「デュオ・コート」を紹介。完成したタイアップは、スタイリッシュながら抜け感のある絶妙なスタイリングと、親近感を抱かせるビジュアルにより新鮮な印象を生みました。ローカライズした見せ方は、「SPUR」だからこそできた表現だと感じています。本国からも高い評価を得、実際に販売に39出版社のメディア特性を活かせるタイアップ最前線最前線最前線最前線最前線 +++++

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